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H.C.R2025第52回国際福祉機器展に行ってきました
2025-11-01

H.C.R2025第52回国際福祉機器展に行ってきました
多彩な福祉機器が一堂に集まる高齢者、障害者(児)の日常生活の自立促進と社会参加のための福祉機器、リハビリテーション機器や介護機器・用品、ハンドメイドの自助具まで幅広く展示していました。福祉機器を見て触り体験、実際に参加したスポーツもあり、気になったものを紹介させていただきます。
T字杖(1本杖)と四点杖(杖先が4つに分かれています)
バンブーステッキという杖です。グリップと杖先が変わっていました。グリップ(握り手)が普通のサイズと幅広の2種類あります。普通サイズは手にフィットするカーブ状でしっかり握れ、幅広の物は手のひらをしっかり乗せられ手のひらや手首への負担をサポートしてくれます。普通の杖先は石附(いしづき)という杖の幅より少し大きめのゴムがついていますが、バンブーステッキは5㎝の幅広で肉厚のもの、柔らかく優しい接地感と安定感がありました。多点杖(4点杖)の杖先も弾力があり安定していました。多少のデコボコなら気にならない感じがしました。
リフトアップチェア
椅子からの立ち上がりを電動で補助する椅子です。今までは背もたれと足置き台(フットレスト)が一緒に動いていましたが、別々に動かすことができる椅子が新登場。操作は手元スイッチで肘部にピッタリつき、置き場所に困りません。キャスター付きで簡単に動かせます。色は家具に合うようにおしゃれな茶色で汚れが目立たず、昔はビニール素材が多かったのですが布地で柔らかく温かみがありました。
ベッドサイド水洗トイレ
その名の通り、ベッド横で水洗トイレを使用できます。ベッドからトイレへの転倒のリスクが軽減でき、介護者の手を借りずにトイレを使用できるので家族への気がねがなく、介護者も移動介助や後始末などの負担はありません。
トイレの仕組みは排泄後便器の汚れを洗い流し、便器の後方にあるユニットで排泄物を細かく粉砕し排水ホースに押し流します。ただ、トイレ価格が50万円以上と別途設置工事費がかかり経済的負担が大きいのにはびっくりですが、今後普及され価格が下がれば設置もあるかもしれないと思いました。
自助具
ひとり一人の障害に合わせ、可能な限り自分でできるように工夫し設計・制作された道具がたくさん並んでいました。
・急須を持ち上げなくても、傾けるだけで注ぐことができる台。
・手が上がらない人、首を上に傾けることが出来ない人が寝ながら腹上でレバーを握り点眼が出来る点眼器。
・片手でコップの内側と外側が同時に洗える片手用コップ洗。
・食材をバネに固定して使用する片手用まな板。
・テーブルに置く台で、顔の高さの位置にも茶碗やお椀が3つ乗せられる回転台があり、茶碗は斜めに置くことも出来るので、片手で顔を近づけて汁物やお茶漬けなど一人で食べることができます。名前は片手用ロータリー茶碗ホルダー。
触って動かしてみるとなるほど!!と驚くような作り。説明される方は「どの商品がお勧めというより、自立するためにこうしたいという要望に応えただけです」と話されていました。制作された方の優しさが伝わってきました。
聞こえのサポートツール「アテル」
話す人が無線で繋がるマイクをつけ、骨伝導ユニットという機械を聞く人の耳に軽く押し当てるだけで対話がスムーズに行えます。額などの骨にあてても聞こえました。補聴器のようにチューニングは必要なく、誰にでも簡単に使用できます。大きな声で何度も伝えなくても聞き間違いや聞き返しが減り、コミュニケーションが取りやすいので、ご利用者の訪問時にあったらいいなと思いました。
モルック
フィンランド発症のスポーツを体験しました。切り口に1~12の数字が記入されている竹を斜めに切ったような木製のピン12本を並べ、モルックという20㎝くらいの棒を投げ倒れたピンにより点をつけます。ピン1本倒した時は切口に書かれた数字が点数。2本以上倒すと倒れた本数が点数になります。50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!です。
ピンの倒し方を考えながら、一投ごとの点数と合計点を記入します。頭も体も少し使いますが、計算も二桁ですので小さい子から高齢者まで楽しめます。2人でもチームで競っても楽しいと思いました。
前回福祉機器展に行ったのは10年以上前です。今回は福祉用具の会社も増え海外の会社の展示もあり、材質や使いやすさが進化し、色や柄まで選べるようになり、おしゃれで気持ちも向上するような福祉用具も見られ、福祉用具の進化を体感しました。
介護保険では車椅子やベッドなどのレンタルやポータブルトイレなどの購入、手すりの取り付けなどの住宅改修と、福祉用具によりサービス内容が異なります。今後も福祉用具業者様のアドバイスもいただきながら、生活の自立と安全・安楽を目的に、ご利用者様の状態に合わせご希望される生活の実現、そしてご家族様の介護負担軽減が図られますよう支援させていただきます。
多彩な福祉機器が一堂に集まる高齢者、障害者(児)の日常生活の自立促進と社会参加のための福祉機器、リハビリテーション機器や介護機器・用品、ハンドメイドの自助具まで幅広く展示していました。福祉機器を見て触り体験、実際に参加したスポーツもあり、気になったものを紹介させていただきます。
T字杖(1本杖)と四点杖(杖先が4つに分かれています)
バンブーステッキという杖です。グリップと杖先が変わっていました。グリップ(握り手)が普通のサイズと幅広の2種類あります。普通サイズは手にフィットするカーブ状でしっかり握れ、幅広の物は手のひらをしっかり乗せられ手のひらや手首への負担をサポートしてくれます。普通の杖先は石附(いしづき)という杖の幅より少し大きめのゴムがついていますが、バンブーステッキは5㎝の幅広で肉厚のもの、柔らかく優しい接地感と安定感がありました。多点杖(4点杖)の杖先も弾力があり安定していました。多少のデコボコなら気にならない感じがしました。
リフトアップチェア
椅子からの立ち上がりを電動で補助する椅子です。今までは背もたれと足置き台(フットレスト)が一緒に動いていましたが、別々に動かすことができる椅子が新登場。操作は手元スイッチで肘部にピッタリつき、置き場所に困りません。キャスター付きで簡単に動かせます。色は家具に合うようにおしゃれな茶色で汚れが目立たず、昔はビニール素材が多かったのですが布地で柔らかく温かみがありました。
ベッドサイド水洗トイレ
その名の通り、ベッド横で水洗トイレを使用できます。ベッドからトイレへの転倒のリスクが軽減でき、介護者の手を借りずにトイレを使用できるので家族への気がねがなく、介護者も移動介助や後始末などの負担はありません。
トイレの仕組みは排泄後便器の汚れを洗い流し、便器の後方にあるユニットで排泄物を細かく粉砕し排水ホースに押し流します。ただ、トイレ価格が50万円以上と別途設置工事費がかかり経済的負担が大きいのにはびっくりですが、今後普及され価格が下がれば設置もあるかもしれないと思いました。
自助具
ひとり一人の障害に合わせ、可能な限り自分でできるように工夫し設計・制作された道具がたくさん並んでいました。
・急須を持ち上げなくても、傾けるだけで注ぐことができる台。
・手が上がらない人、首を上に傾けることが出来ない人が寝ながら腹上でレバーを握り点眼が出来る点眼器。
・片手でコップの内側と外側が同時に洗える片手用コップ洗。
・食材をバネに固定して使用する片手用まな板。
・テーブルに置く台で、顔の高さの位置にも茶碗やお椀が3つ乗せられる回転台があり、茶碗は斜めに置くことも出来るので、片手で顔を近づけて汁物やお茶漬けなど一人で食べることができます。名前は片手用ロータリー茶碗ホルダー。
触って動かしてみるとなるほど!!と驚くような作り。説明される方は「どの商品がお勧めというより、自立するためにこうしたいという要望に応えただけです」と話されていました。制作された方の優しさが伝わってきました。
聞こえのサポートツール「アテル」
話す人が無線で繋がるマイクをつけ、骨伝導ユニットという機械を聞く人の耳に軽く押し当てるだけで対話がスムーズに行えます。額などの骨にあてても聞こえました。補聴器のようにチューニングは必要なく、誰にでも簡単に使用できます。大きな声で何度も伝えなくても聞き間違いや聞き返しが減り、コミュニケーションが取りやすいので、ご利用者の訪問時にあったらいいなと思いました。
モルック
フィンランド発症のスポーツを体験しました。切り口に1~12の数字が記入されている竹を斜めに切ったような木製のピン12本を並べ、モルックという20㎝くらいの棒を投げ倒れたピンにより点をつけます。ピン1本倒した時は切口に書かれた数字が点数。2本以上倒すと倒れた本数が点数になります。50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!です。
ピンの倒し方を考えながら、一投ごとの点数と合計点を記入します。頭も体も少し使いますが、計算も二桁ですので小さい子から高齢者まで楽しめます。2人でもチームで競っても楽しいと思いました。
前回福祉機器展に行ったのは10年以上前です。今回は福祉用具の会社も増え海外の会社の展示もあり、材質や使いやすさが進化し、色や柄まで選べるようになり、おしゃれで気持ちも向上するような福祉用具も見られ、福祉用具の進化を体感しました。
介護保険では車椅子やベッドなどのレンタルやポータブルトイレなどの購入、手すりの取り付けなどの住宅改修と、福祉用具によりサービス内容が異なります。今後も福祉用具業者様のアドバイスもいただきながら、生活の自立と安全・安楽を目的に、ご利用者様の状態に合わせご希望される生活の実現、そしてご家族様の介護負担軽減が図られますよう支援させていただきます。
トータス居宅介護支援事業所
所長 大塚 利恵
所長 大塚 利恵





