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クレイン・トータス新聞

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介護と障害

2025-06-01
新聞
 みなさんは、障害者のサービスを使ってきた方が65歳になった時、問題が発生しやすいことはご存知でしょうか。原則として65歳になったら、介護保険の申請をして、介護度が出たら、介護保険サービスに切り替える形になります。しかし、そこには問題があるのです。まず、介護保険サービスの自己負担は1~3割。障害サービスは世帯所得によって最大負担する金額に上限の枠が設定されており、介護サービスに切り替わる時に、自己負担が高くなってしまうことが多くあります。また、介護保険は「介護がどれだけ必要か」を元に判断されますので、重い病気にかかっていても、自分で動ける人は介護度が低くなります。障害の方に対しても同様なので、障害サービスを使っていた人が介護申請をした場合、介護度が軽くでてしまい、今まで利用できていたサービスが利用できなくなるという問題が発生してしまうこともあるのです。
 このように障害サービスと介護サービスには同じ福祉のサービスであっても、違いが多くあるため、障害サービス利用者が65歳になる前に、十分に説明を行い、ご理解いただく必要性があります。しかしケアマネジャーは障害サービスに精通しているわけではありませんし、障害者を担当する相談支援専門員は介護保険に精通しているわけではありません。そこで、両者が協力して、障害サービスから介護サービスへ上手に襷を渡していく必要があります。
 今市原市内では、相談支援専門員は65歳近くの障害サービスの利用者がいれば、65歳前にその利用者の住んでいる地区の地域包括支援センターへ連絡し、利用者に、サービスの違いを説明していこうという動きになっています。
 その方が65歳になったら介護保険サービスを組み立てていくのはケアマネジャーです。そのケアマネジャーに今までどんな障害サービスを利用していたのか把握していただき、介護保険サービスに切り替わった時、どのくらい介護保険サービスで対応できるか確認、さらに介護保険サービスにない障害サービスを利用していた場合、そのまま65歳になっても継続利用できるか市役所障害者支援課へ確認することが必要な場合もあります。
 そのため、昨年度からケアマネジャーと相談支援専門員との顔が見える関係づくりの場として、私達地域包括支援センタートータスはケアマネジャー交流会の場を利用して、ケアマネジャーと相談支援専門員とグループワークを行い、名刺交換をしたりお互いの制度の違いを直接聞いたりする場を設けています。
 今年度は南総公民館をお借りして開催いたし、総勢30名の参加者があり、好評をいただくことが出来ました。
 私達地域包括支援センターの業務にはケアマネジャーの方々の後方支援も含まれています。地域で活動してくださっているケアマネジャーの方達や医療・福祉関係者の方達が、この地域で活動しやすくなるように、様々な活動を行っていきたいと感じております。
地域包括支援センタートータス



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