クレイン・トータス新聞
トータス新聞1面記事
信頼しあう介護を
2025-02-01

私が介護の仕事を始めたのは高校卒業してから福祉施設でパートで働いたのがきっかけです。
最初の頃は当然のことですが、まだ知識や技術がない為、先輩職員の様子を見ているだけでした。介護という仕事は単に介助するだけではなく、利用者の身体やその他に変わりがないかを観察しなければいけませんが初心者の私にはうまく出来ないことが多く不甲斐ない日々が続いたのでした。このままではいけないと気付き、少しでも介護の知識や技術を学ぶ思いにかられ、福祉の専門学校に通い介護福祉士の資格を取得しました。
卒業後、就いた施設で学んだことを現場で活かしていこうと思いました。それでも、中々思うようにいかず、失敗の連続でした。特にご利用者との信頼関係が難しく「自分は介護に向いていないのでは…」と悩み、介護の仕事を辞めてしまいました。
次に就いた職業ではタクシーの乗務員をしていました。ある時、介護をしている乗客に偶然出会い、私も介護をしていたこともあり、お話をさせて頂いたのですが、介護で悩んでいたことを話してみました。その乗客の方は介護歴も長く、相談員として働いているとのこと。その方から「介護や他の仕事でも基本が大切」という言葉を頂きました。基本とは、仕事をしていく上での知識や技術だけではなく、人との信頼関係を築いていくのが大切だということ。またその言葉を聞いて「基本が大切」の意味を私なりに考えました。今まで私は自分の業務のみ行うだけでご利用者とのコミュニケーションはあまりとらない状態でした。介護とはご利用者の生活と命を支えるため、コミュニケーションは必須です。ご利用者とうまく会話などやりとりするには信頼関係も築かなければいけません。私はもう一度介護の仕事をしようと決心し、再度介護職に就くことになりました。
復帰後はご利用者と積極的に関わるように努めました。人との関わりは苦手でもある私ですので最初はぎこちない会話で慣れるまでは大変でした。介助だけでなく何気ない会話でも大切に話をするうちに少しずつですが「信頼関係」の大切さに気付けたと思います。
自分なりに経験を積み、昨年8月よりトータスに入職しました。介護長と主任を始め、周囲の職員の丁寧な指導のお陰もあり夜勤まで出来るようになりました。まだまだ半人前ですが、少しずつ一人前になってもっとご利用者と信頼関係を築いて楽しく仕事をしていきたいと思います。
最初の頃は当然のことですが、まだ知識や技術がない為、先輩職員の様子を見ているだけでした。介護という仕事は単に介助するだけではなく、利用者の身体やその他に変わりがないかを観察しなければいけませんが初心者の私にはうまく出来ないことが多く不甲斐ない日々が続いたのでした。このままではいけないと気付き、少しでも介護の知識や技術を学ぶ思いにかられ、福祉の専門学校に通い介護福祉士の資格を取得しました。
卒業後、就いた施設で学んだことを現場で活かしていこうと思いました。それでも、中々思うようにいかず、失敗の連続でした。特にご利用者との信頼関係が難しく「自分は介護に向いていないのでは…」と悩み、介護の仕事を辞めてしまいました。
次に就いた職業ではタクシーの乗務員をしていました。ある時、介護をしている乗客に偶然出会い、私も介護をしていたこともあり、お話をさせて頂いたのですが、介護で悩んでいたことを話してみました。その乗客の方は介護歴も長く、相談員として働いているとのこと。その方から「介護や他の仕事でも基本が大切」という言葉を頂きました。基本とは、仕事をしていく上での知識や技術だけではなく、人との信頼関係を築いていくのが大切だということ。またその言葉を聞いて「基本が大切」の意味を私なりに考えました。今まで私は自分の業務のみ行うだけでご利用者とのコミュニケーションはあまりとらない状態でした。介護とはご利用者の生活と命を支えるため、コミュニケーションは必須です。ご利用者とうまく会話などやりとりするには信頼関係も築かなければいけません。私はもう一度介護の仕事をしようと決心し、再度介護職に就くことになりました。
復帰後はご利用者と積極的に関わるように努めました。人との関わりは苦手でもある私ですので最初はぎこちない会話で慣れるまでは大変でした。介助だけでなく何気ない会話でも大切に話をするうちに少しずつですが「信頼関係」の大切さに気付けたと思います。
自分なりに経験を積み、昨年8月よりトータスに入職しました。介護長と主任を始め、周囲の職員の丁寧な指導のお陰もあり夜勤まで出来るようになりました。まだまだ半人前ですが、少しずつ一人前になってもっとご利用者と信頼関係を築いて楽しく仕事をしていきたいと思います。
介護職員 福田 壮太郎